サケ釣り用本流竿 RUDOW 8500 徹底解説 Part2

逐条解説・バットパワーについて

サケ釣り用本流竿RUDOW8500の強靭なブランクス
サケ釣り用本流竿RUDOW8500の強靭なブランクス。サケの疾走をしっかりと受け止める。

 先端部が強い竿は、同様にバットも強くなければならない。端的に言って、RUDOW8500は強靭な胴調子だ。日本のシロサケの走りを最も適度に、最も楽しくやり取りできるバットパワーを有し、むやみに高弾性の硬いが脆い竿とは一線を画した、粘りがある中で反発力をじわじわと発揮するような、まさに大物相手に最適な調子となっている。

 

 80cmクラスの魚を相手にするとなると、やり取りの仕方も突っ立ったまま竿尻の操作だけで済む話では無くなる。或る時は応援団の様に両手と腰で竿を抱え、或る時は地面に竿尻を突き刺すようにしゃがみこんで対応する事もあろう。前者の様な比較的竿よりも糸の負荷のかかり易い、竿とラインが鈍角寄りの大きな角度を成すやり取りの場合、ガチガチの硬いだけの竿でもなんとかなるものだが、後者の様な曲げ込んだスタイルでのやり取りでは、やはり良く粘る胴調子竿に軍配が上がろう。RUDOW8500は、浅めの曲げで応援団的にやりとりをしてもきちんと全体で負荷を受け止め糸にむやみな負荷を掛けない一方、本流竿の王道的な深い曲げ込みでも粘りのある胴が対応してくれる。無論、相手は本来延べ竿の規格外の大物、無用な深い曲げ込みは破損の元であるから、竿の曲がりの目視は怠らないようにはしたい。

 

 剛竿ではあるが、60cmや70cm程度の小さめのサケでもきちんと胴まで負荷が降りて来るので、やりとりの楽しさを減じられることが無い。また、先調子寄りの竿とは違って振り込み時に適度にしなってくれるので、仕掛けの振り込みが行いやすいようになっている。

RUDOW8500と他社鮭竿の比較 矯め時の竿の角度
RUDOW8500と他社鮭竿の比較イメージ図 矯め時の竿の角度

 

 左図はRUDOW8500と他社製8.3mサケ用本流竿の、矯め時の竿の曲がりの比較イメージ図である。

 

 全長が異なるので単純比較はできないが、RUDOW8500はより竿全体がきれいな円弧を描くように曲がり魚のパワーを吸収するのが分かる。

 

 従来のサケ竿は先端部がパワー不足なために曲がりがきちんとバットまで下りて来にくい、あるいはバットを活かしきれない竿が多かったが、RUDOW8500は先端部にもパワーを増強する事で、より全体で魚の引きを受け止める竿となっている。これにより、不利な状況でも竿を立てやすく、結果として魚をいなすパワーが増している。

 

 なお、これは決して軟調子と言う事ではなく、パワーのある胴調子という事である。

 

逐条解説・穂先の太さについて

サケ釣り用本流竿RUDOW8500の先端部
サケ釣り用本流竿RUDOW8500の先端部は大型魚を足元まで寄せられるパワーがある

 2.3mmという先径は、おそらく日本のサケ用本流竿では最も太い部類に入る。実のところ、穂先と言うのは曲げ込んでいる時には糸と一直線になっているので、極端な話1mm以下の穂先でも折れることはほとんどない。穂先がその仕事をする状況と言うのは、振込み、流し、アワセ、そして寄せの4つのステージにある。

 

 まずは振込み、穂先が細いと胴のしなりがきちんとラインに伝わる前に穂先で吸収されてしまい振り込みがしにくくなる。とりわけサンマ餌の大仕掛けでは、細い穂先は負けてしまい振り込みが難しくなる。この意味で、サケ竿では太い穂先が好まれてきた。RUDOW8500の

極太穂先も、大錘、大仕掛けに負けない意味合いがまず一つにある。

 

 次に流し。ここでは、即ち感度と言う意味で、穂先は細い方が良い側面もある。明らかに、ぶった切ったような穂先の竿では、繊細なアタリは感じにくい。また、手元に感じないアタリ、目印には表れにくいアタリだが、穂先のお辞儀で判断し得るアタリと言うのが少ないながら存在する。そんなアタリには、ガチガチの穂先は不向きであろう。一方で、穂先は繊細過ぎてもアタリはとりにくい。即ちクッション性が高過ぎでアタリを穂先が吸収してしまうパターンである。従って、流しの場面においては穂先は適度な太さが良いということになる。さて、RUDOW8500の極太穂先を手にした方には、これは太すぎ、硬過ぎではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれない。しかし、実際流してもらえば分かるが、意外とこの穂先、無駄な吸収性が無く感度は良い。確かに食い込みという意味合いでは不利な部分はあろうが、遡上魚の小さなアタリを取って即合わせるという行為を行いやすくなっているのが分かると思う。

 

 アワセ。これはサケに限らず大型鮭鱒類は顎が硬くフッキングしにくい。従って極太穂先の様なアワセのパワーをきっちり伝えられる穂先はベストと言えるだろう。

 

 寄せ。これまでも何度も紹介してきたが、RUDOW8500は大物を足元まで寄せられることを企図してデザインされている。穂先の太さは、最後の寄せで後方に竿を倒す際、安心感をもたらしてくれる。穂持ち、穂持ち下とともに十分なパワーがあるので、魚が寄ってきてから反撃に転じる隙を与えない。その強さは、他の本流竿とは一線を画するものである。

 

 ここまで読み進めて頂いて、それだけ穂先が強いと力が全て胴まで行って胴に負荷がかかるのではないかと思われるかもしれないが、曲げ込んでいる最中は、そもそも先端部のパワー如何に関わらずほとんど胴だけで耐えているのであって、穂先等はラインとほぼ同化している。寄せの最中で強靭な先端部はむしろ下の胴部分にパワーを分散できるメリットがある、穂先の弱い竿が後半の寄せで良く折れるのと対極をなす事になる。そして先述の通り、RUDOW8500の胴は粘りのあるパワフルなものであり、分散されたパワーを十分に吸収してくれるキャパシティのあるものだ。

RUDOW 8500 仕様

■大円弧を描き大物に粘り勝つパワフルなバット部

■サケの硬い顎をしっかり貫くフッキング性能に優れた極太穂先

■大物もずり上げに頼らず足元でネットインするための強靭な先端部

■強度優先の直付けタイプリリアン

■竿を抱え込んでのやり取りに便利なロングタイプのスリップレスグリップ

■MADE IN JAPAN

■専用ニット竿袋付

■再利用に適したエコパッケージ

■免責保証書付

■標準全長 8.5m ■仕舞寸法 122cm ■標準自重 440g ■先径/元径 2.3mm/28mm ■継数 9本 ■参考適合ライン 3~4号 ■カーボン 99% ■日本製

POLE & LINE 釣竿に関する一般的な注意

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