RUDOW8500とA.P.S8500の違い

 サケ釣りのシーズンもだんだん近づいてきました。有効利用調査の申し込みも始まっていますね。

POLE&LINEのサケ竿として最初にリリースされたA.P.S8500と、今回新たに発売となったRUDOW8500の違いについて、いくつか問い合わせを頂きましたのでここで少しまとめてお答えさせていただきたいと思います。


 この2つの竿、見た目も白と黒で真逆なのですが、竿の質そのものもかなり違います、同じなのは…長さだけですかね。

はっきり言ってパワーでは圧倒的にRUDOW8500の方が強いです。適合ラインの上限は4号で同じじゃない?と思われた方、いらっしゃるかもしれませんが、下限の違いでお察しいただきたいと思います。正直なところ、RUDOW8500のテストでは5号や6号は普通に使われていたのですが、公称として6号などと書くとどうしてもそれ以上のラインを使う方が増えるのであえてそうはしませんでした。サケなどの大物釣りでは、釣り人の性としてついつい適合ラインよりも上のラインを使いたい、あるいは使ってしまう方は多いと思います。各社サケ釣り用の竿の適合ラインは殆どが4号だと思いますが、実際にはそれ以上のラインを使う人も多いでしょう。また、4号上限の竿でも各社硬さや強さはかなり差があります。ある種、4号上限と言うのはあまり意味のない表記なのかなとも思います。しかし、あくまで公称としては、サケならこの辺りを上限と書く、そういう感が無きにしも非ず、ではあります。


 POLE&LINEでは今回のRUDOW8500から、適合ラインに「参考」の冠をつけました。これは、先述の通り適合ラインの形骸化と言いますか、実際問題、竿の使い方次第で使えるラインの幅はいかようにも変化するため、単純に適合ラインと断じて表記するのは不適当ではないかと考えたためです。特に大物相手の本流竿では、やり取りの手法一つで破損につながるか否かは相当変わります。バットは6号でも大丈夫なはずの竿も立てすぎれば先端部は6号に耐えるだけのパワーはないでしょう。そんなところから、適合ラインと言うのは本当に扱いが難しく、断定できない部分が大きいものです。


 話が逸れましたが、実質的なパワーで言えばRUDOW8500はAPS8500を超えています。特に先端部のパワーは倍ほどあると考えて頂いて結構です。また、APS8500は振り込みが大変、という声を幾度か頂いておりましたが、先調子寄りの竿はどうしても振り込みが慣れが要ります。その点RUDOW8500は胴調子で、パワフルですが振込みはAPSよりも楽であると思います。


 次に重さ、自重の点ではおおよそ80gの差がありますが、それ以上のパワーの差があるのでいたしかたない部分です。APSは30mmを越える元径で正直風には弱い部分がありましたがRUDOW8500は28mmとこのパワーにしては細身になっていますので、風の抵抗と言う点ではある程度相殺してくれるでしょう。


 他の点では、RUDOW8500は免責保証書付、日本製であることなどが違いでしょうか。最後に、価格も違いますが、性能・品質面を考えれば大きな差ではないと思います。

文責:M